子供向け料理アニメ番組の定番、ミスター味っ子
こんにちは。
Detch UP!!です、こんにちは。
今日は、「ミスター味っ子(1987-1989)」の魅力を、ご紹介します。
料理アニメと言われれば、30代男性の多くは「美味しんぼ」か「ミスター味っ子」を挙げると思います。
これらの作品は、テレビでは伝えようがない「味」や「香り」を、対照的かつ説得力ある手法で表現したことで知られています。
大人が視聴しても楽しめる美味しんぼは理論的に、少年誌発の子供向けアニメであるミスター味っ子は、後に伝説として語られるほどの
「ド派手なオーバーリアクション」
で、いかに美味かを伝えてきます。
放送当時まだ小学生だった自分にとって楽しみにしていた番組は、当然ミスター味っ子でした。
主人公の作る料理工程にはあまり理解が及ばなくても、どれだけすごい物を作ったのかは食して評論する側の登場人物「味皇」が教えてくれるのです。
実写グルメ番組のリポーターでは、物理的に表現しようのない表現でいかに美味であるを表現し、苦難を乗り越える主人公の味吉くんが優れた料理人であることを何度も分からせてくれました。
そのぶっ飛んだ演出は、のちの料理アニメや漫画にも影響を与えたのではないかと強く思っています。
それは、ミスター味っ子を見て育った世代の人たちが作品を作る側となって、同作品のリスペクトを込めたオマージュなのではないでしょうか。
それほどに、味皇や味将軍はアニメにおける一時代を築いたのだと、しみじみ感じています。
「Woo、誰だって、Woo,一人じゃない~」
作詞 - 松本一起/作曲・歌 - 国安わたる
こんな記事も書いています
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
よろしければ、もう1記事ご覧になりませんか?