装甲騎兵ボトムズ、キリコに惹きつけられる人々
こんにちは。
Detch UP!!です、こんにちは。
今日は「装甲騎兵ボトムズ(1983-1984)」の魅力を、ご紹介します。
主人公、キリコに惹きつけられる人々。
「装甲騎兵ボトムズ」は、リアルボットアニメの代表格として、制作されてから30年以上経た現代でもなお続編が作られるなど、不朽の名作アニメとして、根強い人気があります。
この作品の魅力は、主人公キリコ・キュービーの魅力につきます。
青い髪にオレンジ色の戦闘服(全50話を通じて一度も脱がない!)
めったに笑わないポーカーフェイス、ペシミズムな性格、ニヒルな声と話し方、そして抜群の戦闘能力など、キャラクター造形が見事です。
キリコに関わっていく人々は、敵であれ味方であれ、興味を持ち、惹きつけられ、そして翻弄されていきます。
それは、キリコが元レッドショルダーだからとか、PS(完全な兵士)という異能者だからという理由だけではなく、キリコという一人の青年が背負っている「何か大きな宿命」のようなものに惹かれていくのではないでしょうか。
「機動戦士ガンダム」はアムロが主人公ですが、周囲のキャラクターは、アムロを含めて「ガンダム」というモビルスーツの存在に翻弄されるのであってアムロ自身に翻弄されるわけではありません。
「ガンダム」は群像劇ですが「ボトムズ」は主人公の視点からの一人語りであり、私小説と言って良いかも知れません。
全50話をかけてキリコが徐々に周囲の人間に心を開いて人間として成長していく様子も、この物語のもうひとつのポイントです。
使ってみよう!! 名ゼリフ!!
「坊主の説教は、死んでから聞かせてもらおう!!」
【用法】
・親や先生などの、説教から逃れたいとき。
・あなたが、「生きているうちにそれを行う」という約束をしたくないとき。
など
OP「炎のさだめ」を、演奏してみた。
「盗まれた過去をさがしつづけて~」
作詞:高橋良輔/作曲:乾裕樹/歌:tetsu
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