アニメだからこその美しさが楽しめるアニメ、モノノ怪
こんにちは。
Detch UP!!です、こんにちは。
今日は「モノノ怪(2007)」の魅力を、ご紹介します。
続編が出来てしまうのもうなずける、ハイクオリティーな大人向けアニメ。
「怪〜Ayakashi〜」という別のアニメにあった1つの話の続編なのですが、続編が出来てしまうのもうなずけるハイクオリティーな大人向けアニメになっています。
近世から近代を舞台にした日本画や浮世絵のような世界感と美しい色彩、雨や雪の降り方一つとってもこだわりがあるアニメーションはどこに注目してみてもセンス抜群で、ハマってしまう事間違いなしです。
そこここに散りばめられた表現主義やクリムトの装飾主義を彷彿とさせる背景美術、美術オタクには堪りません。
特におすすめは第4章の「鵺」。この回だけ全体を通して白黒アニメのようになっているのですが、ポイントでおさえられた彩色が入っていて、色と香りを上手く関連づけさせています。
水墨画の世界が物語の肌寒い感じを良く表現してくれていて、視覚だけで五感を感じられるアニメになっています。
特に線香のシーン。
香りを吸った瞬間にすうっと人物に色がつく表現は一見の価値がありますよ。
何度観ても注目したい点が出てくる、楽しめるアニメです。
OP「下弦の月」を、演奏してみた。
「青い月に照らされ~」
作詞:香和文/作曲:小松亮太/歌:チャーリー ・コーセイ
こんな記事も書いています
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
よろしければ、もう1記事ご覧になりません?