東映版「遊戯王」、大人気カードゲームになる前を描いたアニメ
こんにちは。
Detch UP!!です、こんにちは。
今日は、「遊戯王(1998)」の魅力を、お伝えします。
まずは、OP「渇いた叫び」を1コーラス演奏してみた。
記事を読み終わる頃に、だいたい演奏も終わります。BGMにどうぞ。
歌いだしは、
「このままもう少し、歩こう肩を抱き~」
歌:FIELD OF VIEW/作詞、作曲:小松未歩
「遊戯王」は、日本では1番遊ばれているトレーディング・カードゲームです。
世界中にもファンが多いゲームですが、もともとの原作は漫画で、アニメ化もされています。
その「遊戯王」ですが、物語の最初はカードゲームが主体の作品ではありませんでした。
1998年には、カードゲームが主体になる前を描いた、「遊戯王」のアニメが放送されました。
それが、ファンには「東映版」と呼ばれている方の「遊戯王」です。
東映版では、主人公の遊戯役の声優さんには、新世紀エヴァンゲリオンの碇シンジ役でお馴染みの、緒方恵美様があてられています。
そして緑川光さんや、ゆかな様など、今も活躍している豪華声優陣がキャストに並んでいました。
「幽☆遊☆白書」の蔵馬と同じボイスで、遊戯が、
「さあ、ゲームの時間だ!!」
というかなり格好良いセリフを言って闇のゲームを仕掛けるシーンは、特にお気に入りです。
このアニメの特に凄いところは、長い年月を経てカードゲーム主体となった遊戯王という作品を予言したエンディング曲「明日もし君が壊れても」にあります。
曲に合わせて流れる、古代エジプトの雰囲気そのままのエンディング映像は、とても迫力があります。
そして、曲の歌詞は、ライバルである海馬瀬人と、「東映版」が放送されてからかなり時間が経ってからようやく原作漫画に登場する、「古代編」の神官セトの心情を予言しているのです。
さらに、最新劇場版「遊戯王」の、海馬瀬人の心情にも当てはまるという伏線の凄まじさです。
東映版と、その後のデュエルモンスターズに続く遊戯王シリーズを見ていて、とても運命的、奇跡的に感じる所です。
この曲を聞くたびに、気持ちが震えます。
東映版の遊戯王は、現在は視聴がやや困難な作品になってしまいました。
ですが、エンディング曲だけでもファンなら絶対に聞いてほしい、まさに神のような一曲です。
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