ハチミツとクローバー、皆が皆に片想いしている切ない物語
こんにちは。
Detch UP!!です、こんにちは。
今日は、「はちみつとクローバー(2005-2006)」の魅力を、お伝えします。
まずは、OP「ドラマチック」を1コーラス演奏してみた。
記事を読み終わる頃に、だいたい演奏も終わります。BGMにどうぞ。
歌いだしは、
「失くした約束は星に、思い出はとけない~」
ハチクロの世界観から出られなくなってしまったオタクの話
「ハチミツとクローバー」というアニメをご存知でしょうか?
原作は人気少女漫画で、作者は「3月のライオン」などでも知られる羽海野チカ先生です。
アニメが放送されていたのは、もうかれこれ10年くらい前になります。
この作品は、美術大学を舞台にした物語です。
そこに通う男女5人と、その周りの人たちによる、青春ラブストーリーです。
今振り返ると、声優さんが豪華なんです。
物語の中心人物である竹本くん役は、「進撃の巨人」のリヴァイなどで知られる人気声優の神谷浩史さん。
竹本の先輩のメガネ男子の真山には、「銀魂」の坂田銀時役などで知られる杉田智和さん。
などなど。
今やアニメファンの中では、知らない人はいない人気声優達が多数出演しています。
このハチミツとクローバー、(通称ハチクロ)の魅力は何ともいっても、物語に出てくる登場人物達がそれぞれに片想いしているというものです。
なので、あまりカップルとかは出てこないんです。
皆が皆に、それぞれ片想いしているから…。
それと、美大ならではの空気間や、雰囲気と言うか、絵柄や色のタッチがものすごく柔らかくて綺麗です。
見ているだけで、落ち着くような淡い感じの色使いで、女の子なら誰でも惹き付けられるのではないでしょうか。
原作も全巻持っていますが、ハチクロを観たのはアニメが先でした。
完全にアニメから入りました。
当時はまだ声優とか全く詳しくなく、内容が好みなのと、絵柄がかわいくて好きになりました。
竹本くんが片想いする、はぐちゃんという女の子が出てきます。
このはぐちゃんが、また絵の天才です。
でもその才能を変に評価する周りの人たちの気持ちが、自身の「絵を描く事が好き」という気持ちを押し潰していってしまったりと、リアルな表現もあります。
はぐちゃんに片想いする竹本くんは、とても切ないです。
でも、はぐちゃんの事を思ってはぐちゃんの背中を押してあげたり、彼女を思いやる姿が本当に優しくて好きです。
竹本くんは竹本くんで、はぐちゃんの才能を目の当たりにして、自分の将来に悩んだりもします。
出てくる登場人物全員が悩み苦しみ、でも何かを掴んでいく。
この作品をきっかけに神谷浩史さんという声優を知ったので、結構特別なアニメです。
女性が観ても、男性が観ても、それぞれの視点から共感や感情移入出来るキャラはいるので、楽しめるアニメだと思います。
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