チャージマン研の魅力、見れば必ずツッコみたくなる、傑作低予算アニメ。
こんにちは、Detch UP!!です。
巷で大人気(?)の「チャージマン研(1974)」について、作品の魅力をご紹介します。
僕らも、作品の人気にあやかって、前々回ライブからテーマ曲をカヴァーさせて頂きました。
Detch UP!!のメンバーは、全員チャーケニストです。
科学が飛躍的に発展した未来都市に、地球侵略を目論むジュラル星人が攻めてきます。
主人公・泉研はチャージマンに変身し、ジュラル星人の脅威から地球を守るために奮闘する正義の物語です。
この作品は、一話完結型のヒーローもので、1回の放送時間が10分です。
その中にCM、OP、EDまで入っています。
まず、予算や時間の不足からと思われる手抜きや手落ちが多いです。
背景や人物の色塗り忘れ。シーンの使いまわし。通常動きを伴うシーンで、動かない一枚絵などです。
次に、本編の時間は5分強という中に、無理やり話を詰め込んでいます。
その為30分尺の作品でもう少し時間を使って表現出来る所が、必然的に短縮されており、唐突な展開が多いです。
また、それにも関わらず最後の尺あまりシーン(一枚絵でBGMだけが流れる時間調整のシーン、研の家など)の長さが、30分尺並みなのも、不思議な所です。
時間の関係で、短縮されているシーンの傾向としては、
・敵方(ジュラル星人)との戦闘場面
⇒毎回ほぼ無抵抗のジュラル星人を研が瞬殺しており、敵側が本当に弱く見えます。
・研が、人質を救出する描写
⇒このシーンが基本無いので、人質ごと敵戦艦などを爆破して見えます。
・研が、犠牲者を出す事に葛藤するシーン
⇒ボルボ博士(頭の中にダイナマイト)を犠牲にするシーンなど、なんの話し合いも無く即断する研は、冷酷非道に見えます。
実生活で使ってみたい!! 名ゼリフ!!
「そうとわかっていれば、あの時に!!」
【用法:】
・貴方が、過去に起きたある問題を解決する為には、実際に行ったのとは違う何らかの後ろめたい手段で、実際よりも簡単に問題の解決を行いえたという事と、未来に同様の問題が発生した際には、後ろめたい方法での簡単な解決を図るであろうという意思を、公的に宣言したいとき。
・競馬券や、宝くじなどを購入し、望んだ結果が得られなかったとき。
など
音楽は、ウルトラマンシリーズなど、特撮で沢山の音楽を書いている宮内國郎先生がやっており、テーマ曲の「チャージマン研」や、劇中曲も、どれもいい曲です。
演奏も素晴らしく、この部分で予算を削った感じはどうにもしないのですが、SE(効果音)は、音が普通あるべきところで無音の連発で、どうにもシュールです。
OP「チャージマン研」を、演奏してみた。
「宇宙の街に未来の光~」
作詞:ナック企画部/作曲:宮内国郎/歌:ひばり 児童合唱団
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