名作の裏にある名作話「ふしぎの海のナディア」
こんにちは。
Detch UP!!です、こんにちは。
今日は、「ふしぎの海のナディア(1990-1991)」の魅力を、紹介します。
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名作誕生の裏に、逸話あり。
NHKアニメで放送されていたこのふしぎの海のナディアは、総監督の庵野秀明、キャラクターデザインを貞本義行という、言わずと知れた有名アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」を手がけたお二人の作品です。
「海底二万里」をモチーフにしたこの作品ですが、庵野監督はこのナディアと新世紀エヴァンゲリオンの世界観に共通性を持たせた背景を伺わせ、ファンの間では有名な話です。
例えば、ふしぎの海のナディアで登場する敵、「ガーゴイル」が閃光を受けると塩になってしまうというシーンがあります。
これがエヴァンゲリオンの世界を作り出したセカンドインパクトと同じ現象であると初期設定の企画書に記されていました。
そのため、セカンドインパクトは「死海蒸発事件」という名称だったと言われています。
また深海で休眠状態である宇宙船「レッドノア」の内部にはエヴァンゲリオンの元となるアダムに似た巨人が安置され、至る所に骨格や部品など見ることができます。
主人公であるナディアのデザインとエヴァンゲリオンの主人公の碇シンジが酷似している点も、貞本義行氏は話しています。
これは庵野、貞本両氏が共通の世界観、考えを繋げて作品として表現したいテーマがあったということ。
またそれだけ大きな計画をこの時から考えていたのだと思われます。
余談として宮崎ジブリ作品である未来少年コナンの世界観から作り出されたものがふしぎの海のナディアであり、天空の城ラピュタでもあると言われたりもします。
名作の裏に名作あり、監督間に共通の世界観があって大きな作品になったのでは?
興味深いものです。
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