もう一つのデビルマン。原作ファンにこそ見て欲しいアニメ版。

こんにちは。

Detch UP!!です、こんにちは。

今日は「デビルマン(1972-1973)」の魅力を、ご紹介します。

大好きな女の子を守るついでに、人間世界を守るデビルマン

一応原作ということになっているマンガのデビルマンは、永井豪先生の代表作で、人類と悪魔との最終戦争をモチーフにしたかなり重いテーマのマンガです。

マンガは40年以上前の作品ですが、版を改めて何度も出版されていますし、スピンオフ作品も多いので、読んだ人も多いのではないかと思います。

アニメ版のデビルマンは、マンガの連載と同時期に放映されていた作品ですが、マンガとは全く別物です。

マンガ版では、主人公である不動明が悪魔（デーモン）と合体して、人間の心と悪魔の体を持った存在であるデビルマンになります。

これに対して、アニメ版では、デビルマンはデーモン一族の一員で、不動明の姿を借りているだけです。

作品の根本的な設定からして異なっているのです。

アニメのデビルマンは、デーモンを裏切って人間側につくのですが、その理由もヒロインである牧村美樹を好きになってしまったからというものです。

人間を悪魔から守るといった崇高な目的は、全くありません。

基本的に、美樹さえ無事ならそれでいいというスタンスで、人間世界は美樹を守る戦いの「ついで」に守られてしまうだけです。

原作とは全く違うストーリーなのですが、アニメ版も娯楽作品として良くできている作品なので、原作のファンにも一度見てもらいたい作品です。

使ってみよう!!　名ゼリフ!!

「大人はみんな狂っちまった、子供はみんな正気にかえった‼」

【用法】
・対象の方が、大人としての建前や利権などに縛られて、当人の正直な思想と、あまりにかけはなれた発言や行動を行っていると、認められたとき。
・子供の国に、行ったとき。

など

OP「デビルマンのうた」を、演奏してみた

「あれは、誰だ×3～」

作詞：阿久悠／作曲：三沢郷／歌：十田敬三

アニメ本編を見てみよう!!

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