戦国魔神ゴーショーグンは敵も平和な作品。
こんにちは。
Detch UP!!です、こんにちは。
今日は「戦国魔神ゴーショーグン(1981)」の魅力を、ご紹介します。
戦いの損害賠償を、一括払いで支払う秘密結社
私はアニメの敵役を好きになる確率がかなり高く、それゆえに終盤で敵が倒されて涙することがかなり多かったです。
だが、そんな中、この作品はとても平穏な、ある意味では異色といえる作品だったと言えるでしょう。
まず、敵が秘密結社とはいえ資金の為にそれぞれ本業があったり、戦いの損害賠償の支払い義務が生じたり(ローンも利くようだ)します。
敵幹部も悪の組織なのにそれぞれ個性があり、名前すらその個性を象徴しています。
その個性派の敵の中でもブンドル局長の個性は突き出ていて、戦闘時にクラッシックをかけて現れたり、常に美意識を基準に行動していたり、口癖のように「美しい」を連発したり、戦いの損害賠償も「もちろん潔く一括払いだ」と躊躇いなく言い切ったり、敵であるレミーの美しさに惹かれ言い寄ったり、とにかく『美しき変人 』と言うべきキャラでした。
そしてまたそれを塩沢兼人さんが見事に好演していたので、ナルシストでプライドが高い美形でありながら、嫌な部分が無いバランスの取れた魅力的なキャラに仕上がっています。
そして最終回、ドクーガーの消滅と同時に、この敵幹部はみんなすっぱりと本業に戻っていきます。
それまでの作品では有り得なかった「敵幹部の生存」にも驚きましたが、その展開にもびっくりします。
敵の扱いが異色の作品、平和でこれはこれでありでいいのではないでしょうか。
使ってみよう!!名セリフ!!
「百万言の形容詞を並べたとて、その姿を賛美しきれるものでは無い‼
だが、敢えて言おう…ただ一言…………美しい‼」
【用法】
・美しい人に会ったとき。
・対象の方と、結婚したいとき。
など
「もちろん潔く一括払いだ!」
【用法】
・支払いをカードで行うとき。
・積年の恨みを、一挙に晴らすとき。
など
OP「ゴーショーグン発進せよ」を、演奏してみた。
「赤いボタンを知ってるか~」
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