もののけ姫・単純にめでたしと感じさせないストーリー
こんにちは。
Detch UP!!です、こんにちは。
今日は「もののけ姫(1997)」の魅力を、ご紹介します。
単純にめでたしと感じさせないストーリー。
宮崎駿監督の製作アニメです。
このアニメ映画には3年をかけたと言われるほど,宮崎監督の思いがこもっています。
いつものジブリ・アニメのように,「ああっ、見て良かった」と単純に納得出来ない部分が多いです。
1.エミシの村に住む少年アシタカが、村を襲ったタタリ神と呼ばれる獅子の化け物を退治し、右手に死の呪いを受けてしまいます。
その呪いを消す為に,化け物が来た西の地に向かいます。
村を助ける為に戦ったアシタカが呪いを受けるのは、理不尽なことだと思います。
このようなことが普通に起こるのが世界だと、宮崎監督は示唆しているのだと思います。
この時に、村の呪師の声を森光子さんが出しているのは貴重です。
2.鉄を作る村で、村を治めているエボシという女に出合います。
エボシは、この村で鉄砲を村人に作らせて暮らしているのです。
ここでしか生きられない人々が集まって暮らしています。
生きて行く為に兇器を製造し、自然を敵にしなければいけなかったのです。
3.武士は鉄砲の技術を狙い,不老不死の伝説のあるシシ神の首を狙います。
山のけものたちが生きる為に戦うことが自然であり,人間にとって恐怖に繋がります。
そんなことを,このもののけ姫でアニメとして表現しているように思えました。
ラストのしし神の首が切り落とされて,無二なってしまうのは説明が出来ません。
少し,レベルが高すぎるアニメだったように感じました。
「もののけ姫」を、演奏してみた。
「はりつめた弓のふるえる弦よ~」
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