うる星やつらの登場人物と、人間関係の変移
こんにちは。
Detch UP!!です、こんにちは。
今日は「うる星やつら(1981-1986)」の魅力を、ご紹介します。
ラムは主人公ではありません。
多くの人は主人公がラムだと思っているようですが、実は本当の主人公は諸星あたるです。
本作の元々のコンセプトは、次々と現れるエイリアンとあたるとのやり取りが引き起こすドタバタ劇であり、第一話のエイリアンとして登場したのがラムでした。
しかしこれが大変な反響を呼び、もう一度ラムを登場させてほしいと読者からの声が相次ぎ、その後もほぼ毎回のように登場し、やがて友引高校への編入が成立、ラムは正式な本作のレギュラーとなったのです。
それにより、あたるの彼女でありかつヒロインの立ち位置にいた三宅しのぶは普通のレギュラーへと変わってしまい、同時にあたるへの想いもなくなっていきます。
しかし、あたるとラムそして、面堂終太郎と海水浴等へ行くことはよくあるので、親しい仲はそのまま続きました。
一方、ラムの性格も丸くなり、空を飛ぶこと及び電撃を撃てること以外はごく普通の女子高生へと変わっていきます。
惑星中学時代の幼馴染であるラン・おユキ・弁天に比べれば、むしろ常識人に見えてしまうほどです。
本作は良くも悪くもラムありきでストーリーが構成されているようなところがあります。
それだけラムの存在は大きいと言えます。
もし第一話に登場したのが別のエイリアンだったら、本作はここまで有名になっていなかったかもしれないですね。
「あんまりそわそわしないで~」
作詞 - 伊藤アキラ、小林泉美/作曲 - 小林泉美/歌 - 松谷祐子
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