ケイ＆ユリが大宇宙で暴れまくるアニメ「ダーティペア」

こんにちは。

Detch UP!!です、こんにちは。

今日は「ダーティペア（1985）」の魅力を、ご紹介します。

１９８０年代に思い描かれていた「宇宙時代」

今回紹介するアニメ作品は、１９８０年代を代表するＳＦアニメ作品「ダーティペア」です。

この作品は「クラッシャージョウシリーズ」を手掛けるＳＦ小説家──高千穂遙先生による小説が原作です。

星新一先生に小松左京先生、果てはＳＦ漫画家の御三家である手塚治虫先生に松本零士先生に、藤子・F・不二雄先生などのＳＦ好き達が愛読していた「S-Fマガジン」にて短編が連載され、それを皮切りに新しいジャンルのＳＦ作品として一時代を築きました。

１９８５年には全２６話でTVアニメ化され、ＯＶＡに劇場版と実に幅の広いメディア展開を果たした名作でもあります。

舞台となる世界観は、人類が宇宙へ進出した２２世紀。

とある事故により超能力を持ってしまった二人の美少女ことケイ＆ユリ。

犯罪トラブルの解決を請け負う、世界福祉事業協会に所属する犯罪トラブルコンサルタント「ラブリーエンゼル」もとい「ダーティペア」として、二人が大宇宙で活躍する物語です。

……と、一見すれば聞こえはいいですが、この二人の通り名が「ラブリーエンゼル」ではなく、なぜ「ダーティペア」で通っているのか、疑問を持つ方がいらっしゃると思います。

それは……この二人が関わる案件は、必ず大規模な被害と損害が発生してしまう大事件になってしまう事から付いた通り名であります。

二人が行くところ、破壊と壊滅の嵐となるからです。

はた迷惑でトラブルメーカーな主人公ですが、甚大な被害が発生してしまう案件、重大事件などを毎回引き当ててしまう、不運な二人でもあります。

毎度ながらに苦労し、上司に小事を言われ、トラブルを解決し宇宙の平和を守る美少女──ケイ＆ユリの活躍が栄えるＳＦ作品の金字塔です。

１９８０年代に思い描かれていた「宇宙時代」を堪能したい方に、特におススメな作品です。

OP「ロ・ロ・ロ・ロシアン・ルーレット」を、演奏してみた

「ロ・ロ・ロ・ロシ×2～」

作詞、作曲、歌：中原めいこ／編曲：佐藤準