逆転イッパツマン、タイムボカンシリーズで初めてヒーローが敗北!?
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Detch UP!!です、こんにちは。
今日は「逆転イッパツマン(1982-1983)」の魅力をご紹介します。
悪玉三人組が、正義に勝利する瞬間
『逆転イッパツマン』は、土曜の夕方アニメとして絶大な人気を誇った「タイムボカンシリーズ」の6作目です。
1作目の『タイムボカン』から、4作目の『タイムパトロール隊オタスケマン』までは、男女のバディヒーローでした。
が、前作の『ヤットデタマン』から路線変更で単独ヒーローとなっています。
『逆転イッパツマン』でも単独ヒーロー路線を踏襲しつつも、主人公の豪速九は、少年ではなく会社に勤める大人の男性となっています。
この作品で最も注目されるのは、30話の『シリーズ初! 悪が勝つ』でしょう。
タイムボカンシリーズのもう一つの主人公とも言える悪玉3人組が、初めてヒーローに勝利するというエピソードです。
主人公のイッパツマン、そして主人公機「逆転王」が破壊されるシーンは、かなりショッキングな出来事でした。
とはいえ、破壊されたイッパツマンは豪速九が遠隔操作するロボットであり、次週から豪速九自身がイッパツマンに変身して登場することになります。
新ロボット「三冠王」の登場シーンの、ギャグアニメとは思わない熱さも伝説となっています。
「パッパッ、パパパパパパパパパッ!!」で始まる主題歌『逆転イッパツマン』。
そして、なぜかサラリーマンの悲哀をうたったED曲『シビビーン・ラプソディ』の他、ヒーローソングとして完璧といえる挿入歌『嗚呼! 逆転王』(三冠王登場後は嗚呼! 三冠王)など、音楽面でも充実していた作品でした。
OP「逆転イッパツマン」を、演奏してみた
「パッパッ、パパパパパパパパパッ~」
作詞、作曲:山本正之/編曲:神保正明/ 歌:山本まさゆき、ピンク・ピッギーズ
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