タイムパトロール隊オタスケマン、タイムボカンシリーズ最後の動物メカ
こんにちは。
Detch UP!!です、こんにちは。
今日は、「タイムパトロール隊オタスケマン(1980-1981)」の魅力を、お伝えします。
お約束なタイムボカンシリーズの、最後の作品
タイムパトロール隊オタスケマンは、タイムボカンシリーズ第四作目の作品です。
ヒカル(オタスケマン1号)とナナ(オタスケマン2号)と、歴史を改ざんしようとするオジャママンの戦いを描いた作品です。
初代「タイムボカン」、二作目「ヤッターマン」、三作目「ゼンダマン」までと同じく、タイムトラベルで様々な時代に移動して戦いが進んでいきますが、オタスケマンの特徴は、
「敵方(オジャママン)と味方(オタスケマン)が、元々同じ組織(タイムパトロール隊)に所属している。」
「伝統の三悪が、新キャラ(ゲキガスキー)の参加で『四悪』になっている。」
などが、ありました。
前作までに比べて、物語全体の雰囲気を、良くも悪くも洗練されたものにしていました。
「動物メカ」や、「味方が男女一組カップルになっている」点などは、前作までと同じです。
「動物メカ」のお約束は、この「オタスケマン」でいったん終わり、次の第五作目「ヤットデタマン」では登場しません。
(代わりに、人型のスーパーロボット「大巨神」が出ます。)
「味方が男女一組カップル」のお約束は、「ヤットデタマン」でいったん終わり、第六作目「イッパツマン」では、ピンの男性サラリーマンが主人公になります。
特に「動物メカ」のお約束は、タイムボカンシリーズでの印象が個人的には大きかったです。
初代タイムボカンからの「お約束な雰囲気」は、オタスケマンでいったん終わっている感じがします。
山本正之先生のOP主題歌の歌唱も、いったん打ち止め
初代タイムボカンから四作目のオタスケマンまで、OP主題歌は一貫して山本正之先生の作詞、作曲、歌唱で統一されていますが、オタスケマンのOP「オタスケマンの歌」が山本正之先生歌唱のOP主題歌がいったん終わります。
五作目の「ヤットデタマン」では、作詞、作曲は山本正之先生ですが、演奏がトッシュ、歌唱は山形ユキオさん、になります。
六作目の「イッパツマン」で、また山本正之先生にOPが戻りますが、七作目の「イタダキマン」では、作詞康珍化先生、作曲古田喜昭先生、歌唱は田中真弓様になります。
この「最後のタイムボカンシリーズ」ことイタダキマンでは、「OP主題歌のマンネリ化を脱するため」という事で、劇中音楽は担当しつつ、OPからは完全に離れました。
ただし、続く「怪盗きらめきマン」では、またまたOP主題歌の作詞、作曲、歌唱の全てが山本正之先生に戻っています。
OP「オタスケマンの歌」を、演奏してみた
「キラキラキラキラ スタースター×2~」
作詞、作曲:山本正之/編曲:神保正明/ 歌:山本まさゆき、少年少女合唱団みずうみ
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