ソフトSFなスタンド・バイ・ミー、魔動王グランゾート
こんにちは。
Detch UP!!です、こんにちは。
今日は「魔動王グランゾート(1989-1990)」の魅力を、ご紹介します。
名作映画「スタンド・バイ・ミー」のような、夏休みの冒険
今回ご紹介する作品は、1989年4月から1990年3月の間に日本テレビ系にて放映されたアニメ作品です。
制作は「機動戦士ガンダム」で御馴染みのサンライズです。
この作品に登場するメカニックデザインは同じく「機動戦士ガンダム」の大河原邦男さんが担当しています。
物語の概要をまとめれば、色褪せない少年時代を思い出させる映画「スタンド・バイ・ミー(ドラえもんの劇場版長編作品ではありません)」と、前作の異世界召喚SF作品である「魔神英雄伝ワタル」を下地に、少年達の成長する友情を描いた大冒険SF活劇であります。
あらすじとなる物語は以下の様になっています。
時代は西暦2050年が舞台。
人類が宇宙へ、ようやくに乗り出し始めた頃。
突如として、月に巨大な亀裂が走る異変が発生しますが、その異変は人類に新たな未開の地を与える要因となりました。
月に発生した裂け目によって、月に空気と重力が生まれ、人類の移住が始まります。
そんな新時代が落ち着き始めた50年後の半世紀後となる西暦2100年より、物語は始まります。
御町内の福引き抽選会で、なんと月旅行を当ててしまった主人公の遥大地(CV・松岡洋子氏)は、月面旅行へと行く事になります。
念願の夢であった月で自作したジェットボードで探検を開始しますが、運悪く迷ってしまい、どこからともなく聞こえるオルゴールの音色に誘われるようにして、白耳族の少女グリグリと出逢います。
それが長い冒険の始まりとなり、魔動王グランゾートと邪動族との戦いの始まりとなる──と。
魔神英雄伝ワタルのテイストと、サンライズの持ち味であるSFの醍醐味、そして少年が織り成す大冒険と、当時の少年少女の心を躍らせた良作「魔動王グランゾート」。
夏休み前の冒険に憧れた、あの頃を思い出すのに良い作品です。
OP「光の戦士たち」を、演奏してみた
歌手:鈴木けんじ/作詞:荒木とよひさ/作曲:タケカワユキヒデ
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