くしゃみした人に仕えなくてはならない、ハクション大魔王
こんにちは。
Detch UP!!です、こんにちは。
今日は「ハクション大魔王(1969-1970)」の魅力を、ご紹介します。
まずは、OP「ハクション大魔王の歌」を1コーラス演奏してみた。
記事を読み終わる頃に、だいたい演奏も終わります。BGMにどうぞ。
歌いだしは、
「ハッ×2、ハックショ~ン!!~」
作詞:丘灯至夫/作曲:市川昭介/歌:嶋崎由理/コーラス:堀江美都子、山尾百合子、大江由貴子
くしゃみした人に仕えなくてはならない悲しい宿命
ハクション大魔王は「くっしゃみ一つで呼ばれたからにゃそれが私のご主人様よ~」という主題歌にもある通り、 ツボの近くでくしゃみをした人に仕えなくてはならなくていけないという、悲しい宿命を持っています。
その人が次にくしゃみをするまで、 その人をご主人様と呼んで従うのです。
物語はカンちゃんという子がたまたま、くしゃみをしたことでハクション大魔王が外に出ることができ、 カンちゃんと仲良くなって、ちょっと失敗と思えるような魔法でカンちゃんを助け、一緒に過ごしていくお話です。
しかし、いざというときに、カンちゃんではなく、他の人にくしゃみをされてしまい、その人に仕えなくてはならなくなるというお話があります。
カンちゃんに意地悪な魔法をかけないといけなくなってしまうという展開で、 カンちゃんに謝りながらも魔法をかける、その時の悲しそうなハクション大魔王の顔がいつも浮かんできます。
私はその話を思い出すたびに、ハクション大魔王は悲しい宿命を背負っている人なんだなといつも感じてしまいます。
ストーリーの大半は気楽な感じで描かれているハクション大魔王ですが、 「何でも全てが自由になる人はいないな~」と感じさせてくれる、奥深いお話です。
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