チャージマン研の、中毒性のあるクレイジー感
こんにちは。
Detch UP!!です、こんにちは。
今日は、「チャージマン研(1974)」の魅力を、お伝えします。
まずは、OP「チャージマン研」を1コーラス演奏してみた。
記事を読み終わる頃に、だいたい演奏も終わります。BGMにどうぞ。
歌いだしは、
「宇宙の街に未来の光~」
作詞:ナック企画部/作曲:宮内國郎/歌:ひばり 児童合唱団
通称「チャーケニスト」、中毒者続出のクレイジーアニメ
数年前にいきなり大人気になった「チャージマン研」。
このアニメを紹介するのに、クレイジーさを語らず何を語ろうか!!という感じです。
「チャージマン研」は、昭和という時代に立ったアニメで、一話5分ほどしか放映されなかったにも関わらずOPまで作られ、しっかり少年少女合唱団まで起用しています。
それだけ聞けばスゴいアニメなのかなと思うのだが、スゴさの領域が面白いくらいに違うのです。
まず、チャージマン研のクレイジー感は、主人公・泉研(いずみ けん)の服装から始まります。
黄色い全身タイツに、「K」の文字が記されている、おそろしくシンプルかつ変態ルックなのです。
そんな研が変身してチャージマン研になった時の服装は、ただその全身タイツに赤いマフラーとヘルメットとベルトが付いただけの、実にふざけた格好なのです。
それだけでもどうかと思うのに、この主人公・研は鬼畜なのです。
「頭の中にダイナマイト!!」という回では、ボルガ博士の頭に爆弾が組み込まれてしまいます。
当のボルガ博士はそうとは知らず、世界中の科学者が集まる国際的な会議に参加しています。
会議の真っ最中に、ボルガ博士に埋め込まれた時限式の爆弾は、まさに爆発しようとしています。
そこで、爆破させるわけにはいかないと、自分の愛機スカイロッドにボルガ博士を乗せ、会議場から運び出します。
病院などに運んで爆弾を取りだそうとするんだろうなと思いきや、時間は刻一刻と迫り、研はある秘策に出ます。
「ボルガ博士、お許しください!!」
この、「チャージマン研」でも指折りの鬼畜ゼリフを吐き、研は博士をスカイロッドからポトリと敵(ジュラル星人)の戦闘機に落とし、爆破させるのです。
ここまで百歩譲って仕方がないとして、さらに問題はこの後です。
研と、チャージマン研の生みの親である生足博士が夕日を見つめながらのシーンに続きます。
生足博士は、
「ボルガ博士はきっと私たちを見守ってくださってるよ」
みたいなことを言いますが、当の研は無表情で「ええ」と一言。
まるで自分は悪い事はしていない、むしろ正統派みたいな顔で、たったの一言。
そこで、その回はおしまいです。
普通落としますかね!!
そしてお許しくださいって、半ば拉致みたいな感じで連れ出しておいて意味わかんないよと思いますよ、ボルガ博士にしたら。
そして、ボルガ博士のことは以降の回でももう一言も出てきません。
これじゃあ、博士は絶対浮かばれませんよね。
ほかにも、放送コードギリギリの回があったり、ツッコミどころ満載の回が沢山あるので、必見なアニメです。
全64話、全て観終わった後、なにげにまた観ようかなと思ったら、それはもうチャーケニストの仲間入りなのです。
そう、この私のようにね!!
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