スーパーカーブームの先駆け!アローエンブレムグランプリの鷹
こんにちは。
Detch UP!!です、こんにちは。
今日は、「アローエンブレムグランプリの鷹(1977-1978)」の魅力を、お伝えします。
まずは、OP「グランプリの鷹」を1コーラス演奏してみた。
記事を読み終わる頃に、だいたい演奏も終わります。BGMにどうぞ。
歌いだしは、
「的をねらえばはずさない~」
歌:水木一郎、フィーリング・フリー/作詞:保富康午/作曲:宮川泰
スーパーカーブームの先駆け!
「アローエンブレムグランプリの鷹」は、1977年に放映された東映動画制作のテレビアニメ作品です。
この作品は、日本が高度成長期時代の、バブル開始前の好景気に軌道を乗せようとしていた時代に放送された作品です。
1970年代は、いわゆる「スーパーカーブーム」が始まった年代でもありました。
さて、今の若い人などは
「スーパーカーって一体なに?」
と、思う方がいるかもしれませんので、軽くご紹介を。
まずスーパーカーとは、言うなれば「ランボルギーニ・カウンタック」や「ランボルギーニ・アヴェンタドール」などの、高級車を指します。
これらの車は、通常の車よりも高出力なエンジンを持ち、高性能な技術で走行を制御され、特徴的な流麗なデザインを持ち、多くの男性を魅了しました。
当時、週刊少年ジャンプで連載していた、サーキットレース漫画の草分けである、池沢さとし先生著の『サーキットの狼』により、そのブームに火が付きました。
若い世代に「スーパーカー」の爆発的なブームの起爆剤となり、1970年代にスーパーカーブームを打ち建てる要因となりました。
「未来の車」と「カッコイイ車」と、大人から子供まで多くの男性がそのカッコよさに憧れ、スーパーカーの虜になりました。
しかし、高級車であるスーパーカーは一般の人には手に入りにくい、高嶺の乗り物でありました。
大半の人は、プラモデルやスーパーカーをかたどった消しゴムなどを購入し、その熱を思い思いに堪えていた時代でもあります。
そんな中で、このアニメ「アローエンブレム グランプリの鷹」は放映されました。
その前にもスーパーカーを題材にしたレースアニメは、『マシンハヤブサ』を始め、『とびだせ! マシーン飛竜』に『超スーパーカー ガッタイガー』や『激走! ルーベンカイザー』などがあります。
『アローエンブレム グランプリの鷹』はそれらの作品の後に創りだされた、1970年のスーパーカーアニメの最後の作品ともなりました。
このアニメは、何と3クールアニメとして9カ月も放映され続け、その話数はなんと……全44話と、実に1970年代のスーパーカーアニメを代表する作品となったのです。
当時の子供たちの、スーパーカーに対する憧れを存分に詰め込んだ今作。
1970年の熱いレースの物語を体感したい人に、おススメな作品です。
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