シティーハンター、冴羽獠VS戦闘ヘリを、真剣に考察してみた
こんにちは。
Detch UP!!です、こんにちは。
今日は、「シティハンター(1987-1988)」の魅力を、お伝えします。
まずは、ED「Get wild」を1コーラス演奏してみた。
記事を読み終わる頃に、だいたい演奏も終わります。BGMにどうぞ。
歌いだしは、
「アスファルト、タイヤを切りつけながら、暗闇走りぬける~」
作詞:小室みつ子/作曲、編曲:小室哲哉/歌:TM NETWORK
コルトパイソンVS戦闘ヘリのありえない結末を、ミリタリーオタクが検証
アニメ「シティーハンター」の中で、主人公の冴羽獠が武装した戦闘ヘリを打ち落とすシーンがあります。
「シティーハンター2」のオープニングですね。
「Angel Night〜天使のいる場所〜」がリズミカルに演奏されている中で、映像終盤の方に冴羽獠が、ビルの屋上で自身の愛銃であるコルトパイソンで武装ヘリを打ち落とします。
そのシーンがすごくカッコ良くて、大好きでした。
当時VHSのビデオテープが擦り切れる程に、何度も見た記憶があります。
おもちゃの拳銃を持って、「冴羽獠の真似をしながら悦にいる」という遊びをするほどに、そのシーンが大好きでした。
……が、大人になり、銃器やミリタリー関係のウンチクなどを知ると、あのシーンがどれだけすごいのか(ありえないのか)を思い知らされました。
そして、改めて冴羽獠のリアルな偉大さも、思い知らされてしまいます。
さて戦闘ヘリとは、
(細かく書けばいくら書いても足りないので、簡略して纏めますが)
「空飛ぶ戦車」と言っても差支えない程に、最速で強固な乗り物であります。
それを拳銃一丁でどうやって撃墜していたのかと考えると、夜も眠れなくなる程に悩んでしまいます。
以前、同好の趣味(ミリタリー・オタク)の友達とその事について論議した事があります。
互いの持てる知識の限りをぶつけ合いました。
そして、結論が出るまでに、実に半日ほど論争しました。
まず、冴羽獠が使う拳銃「コルトパイソン」についてです。
一応強力なマグナム銃ではありますが、武装ヘリを撃ち落とすには少々威力が乏しいと言わざるをえません。
それをたった一発の銃弾で破壊している彼は、一体どんな射撃をしたのでしょうか?
ここで考え着くのはまず、
「コックピットを撃ち抜いた説」
です。
パイロットを倒せば、確かに撃墜は可能かもしれません。
しかし、何故にパイロットを倒した直後に、空中で爆発するのでしょうか?
撃たれて事切れる前に、パイロットが自爆装置でも起動させたのでしょうか?
または、そもそもパイロットの死亡で自爆装置が作動する仕組みなのでしょうか?
これでは悩みが解決しません。
では、どこを狙ったのか?
「機関銃の弾倉を狙った」
「搭載されているミサイルを狙った」
と、意見はでましたが、それではすぐに爆発する筈です。
これでは、銃撃と爆発の間のタイムラグの説明が出来ません。
そんな論争の中で、ようやくたどり着いた結論は、
「燃料タンクを撃ち抜いた」
という説でした。
ヘリが頭上を通り抜けるその瞬間に、燃料タンクの給油口の「蓋だけ」を撃ち抜き、マグナム弾を燃料タンクへと送り込み、ヘリが飛び去った瞬間に爆発する。
ゴルゴ13に勝るとも劣らない、計算されつくしたその射撃センス。
「シティーハンター」の名前は、伊達ではありませんね!!
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