心に響くハードボイルド!!カウボーイ・ビバップ
こんにちは。
Detch UP!!です、こんにちは。
今日は、「カウボーイ・ビバップ(1998)」の魅力を、お伝えします。
まずは、OP「Tank」を演奏してみた。
作曲:菅野よう子
心に響くハードボイルドアニメ!!
「カウボーイ・ビバップ」とは、サンライズ制作の日本のSFアニメ作品です。
テレビ東京系で、1998年の4月から6月にかけて、全26話作品が放送される予定でした。
しかし当時の世相や規制などの諸事情により、最初の地上波アニメは全12話のみで短縮して放映されました。
しかも最終回は総集編となってしまうなど、辛酸を舐める幕切れでした。
しかしファンの後押しにより、後のCSとWOWOWでの放映再開で、ようやくにして全26話がめでたく放送されました。
それだけファンを魅了した、傑作SFアニメ作品です。
物語のあらすじは、この様になっています。
2071年。
人類は宇宙へ進出し、火星をテラフォーミング化(=人類が居住できるように、人為的に惑星の環境を改変する事)することにも成功しました。
太陽系全体に、比較的おだやかな繁栄がもたらされていた時代です。
そんな舞台に、時代遅れなオンボロ宇宙船「ビバップ号」に乗って、星々の賞金首を捕らえる事を生業にする賞金稼ぎこと、カウボーイ──スパイク・スピーゲル(CV:山寺宏一)が主人公です。
仲間は、元・警官であるジェット・ブラック(CV:石塚運昇)や、ギャンブルをこよなく愛するフェイ・ヴァレンタイン(CV:林原めぐみ)に、天才的なハッキング技術を持つ、天然野生児のエドワード・ウォン・ハウ・ペペル・チブルスキー4世(CV:多田葵)に、そんなエドの相棒ならずに愛犬である、人間並みの知能を持つデータ犬のアイン(CV:山寺宏一)です。
四人と一匹達は、今日も賞金首を追いかけて宇宙を巡る── と、この様な大筋となっています。
サンライズのアニメ作品では珍しく、巨大ロボットが出てきません。
あくまでも、宇宙に進出した人類の、何気ない日常を描いている作品です。
ゆったりとした生活感や世界観などの、独自性の高い作り込みが感じられます。
しかし、時にハードボイルドに、時にはコメディタッチにと、幅広く物語が展開するコミカルさなどで、当時のアニメファンを納得させた内容に仕上がっています。
その出来栄えは、見る者を虜にする名作となり、ついには劇場版「カウボーイ・ビバップ 天国の扉」や、1998年の第3回アニメーション神戸でテレビ部門作品賞を受賞したり、2000年には日本SF大会にて「星雲賞メディア部門」で受賞した作品となりました。
(現在は、あのマトリックスで有名なキアヌ・リーブス主演での実写映画化のプロジェクトが進行中と噂もあります。)
見る者を夢中にさせる、SFの中に古臭く男臭いものがにじみ出ているアニメです。
しんみりと、そしてコミカルにと、楽しみたいときにおススメな作品です。
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