マシンロボ クロノスの大逆襲、君も一緒に「パァイルフォーメイション!!」
こんにちは。
Detch UP!!です、こんにちは。
今日は、「マシンロボ クロノスの大逆襲(1986-1987)」の魅力を、お伝えします。
|
まずは、OP「マシンロボ・炎」を演奏してみた。
記事を読み終わる頃に、だいたい演奏も終わります。BGMにどうぞ。
歌いだしは、
「走り出せよRun and Run and Run、心決めた今すぐにも~」
作詞:三浦徳子/作曲:馬飼野康二/編曲:あかのたちお/歌:マーチン
子供にもわかりやすい、勧善懲悪ロボットものよもう一度!!
『マシンロボ クロノスの大逆襲』は、バンダイの変形玩具をモチーフとしたロボットアニメです。
物語は、時代劇を思わせる勧善懲悪モノです。
主人公のロム兄さんが毎回行う、
「人それを○○という」
「お前たちに名乗る名前はない!」
というテンプレなセリフが、当時大人気でした。
放送当時はいわゆる「リアル系」(この言葉自体は当時はなく、スーパーロボット大戦で作られたものです)ロボットアニメが流行していました。
「太陽の牙ダグラム」、「装甲騎兵ボトムズ」、「蒼き流星SPTレイズナー」などが、リアルロボット路線アニメの代表格です。
これらの作品では深いドラマや人間関係が重視され、登場するロボットは「兵器」としての側面が強調されていました。
そうした流れは、『マジンガーZ』あたりの年代のロボットアニメを見て大人に育った世代には受けましたが、だんだんと子どもたちが置いてきぼりになってしまったのです。
そこで、今一度子どもでも楽しめる単純明快なエンターテイメントのロボットアニメを取り戻そうとして作られたのが、この「マシンロボ クロノスの大逆襲」です。
久しく見られなかった「技名を叫びながらの攻撃」「合体」「必殺技」といった要素が取り入れられました。
また、後期OP『勝利のマシンロボ』の歌い手には、その時代ですでに伝説のアニソン歌手だった子門真人さんが起用されています。
作品自体は残念ながら失速していってしまいましたが、「リアル系」一辺倒だったロボットアニメに、再びわかりやすいヒーロー物を復活させるさきがけとなった作品でした。
こんな記事も書いています
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
よろしければ、もう1記事ご覧になりませんか?