花の力で華麗に咲く魔法少女、魔法のアイドル パステルユーミ!!
こんにちは。
Detch UP!!です、こんにちは。
今日は、「魔法のアイドル パステルユーミ(1986)」の魅力を、お伝えします。
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まずは、OP「金のリボンでRockして」を演奏してみた。
記事を読み終わる頃に、だいたい演奏も終わります。BGMにどうぞ。
歌いだしは、
「黙ったまま、ねえ?歩かないで~」
魔法少女アニメの原点に戻った作品、パステルユーミ
昭和アニメにおいて、代表すべき魔法少女作品を御存知ですか?
それは、
「魔法のスターマジカルエミ」
この作品群は、計5作が制作されました。
「魔法のアイドルパステユーミ」は、 昔気質の魔法少女アニメです。
昔の魔法少女と言えば、魔法少女同士が生死をかけて戦う事も無く、巨大な悪と戦うわけでもありません。
少女が大人へと変身する、子供が大人へと憧れる、様々な職業の大人へと変身できる希望を叶える、そんなプロセスで創られていました。
そして、女の子の憧れる職業といえば、やはり「アイドル」というのが、いつの時代も上位に上がってくるものでは無いでしょうか?
魔法少女たちは、多くの場合魔法の力でアイドルに変身します。
その中でも、当時では少し異色な、「大人へと変身しない、またタイトルでアイドルと銘を売っているのに、アイドルにならない」魔法少女がいました。
それが「魔法のアイドル パステルユーミ」です。
これはスタジオぴえろ制作の、いわゆる「ぴえろ魔法少女」作品群の中でも、それまでの魔法少女作品とは少し違うプロセスで創られた作品でした。
この物語の主人公となる「花園 ユーミ」は、絵と花を愛する美少女です。
ある日、出逢った花の国の妖精「かき丸」と「ケシ丸」から、自分の書いた絵を実体化させる魔法のステッキを授かり、その力を使って、困った人々を助けるという物語です。
それまでの、アイドルや大人に変身した魔法少女シリーズとは違い、創造を具現化できるという能力を持った、なんとも万能な魔法少女ではあります。
しかし制約として、魔法で具現化出来る時間に限りがあることや、一度書いたものを二度と具現化出来ないというのがありました。
それなりの制約はありますが、文字通りの魔法で人を助ける、魔法少女アニメの原点に戻った作品でもありました。
放送当時、それまでにあった魔法少女もののキャラクターは、人物重視な作品が多く、魔法と言うプロセスが希薄化しやすい話の仕立てが多くなっていました。
スタジオぴえろ魔法少女の第3作目であるパステルユーミは、あえて「魔法を使う楽しさ」を主軸に置いた、原点回帰な作品でもありました。
魔法が使えるといっても、主人公ユーミの人生は平凡な日常でつづられています。
またギャグも多く、シリアスなそれまでの魔法少女作品とは違う形の、身近な日々で緩やかに成長していく主人公が描かれた作品となりました。
大人にならない、アイドルにもならない、でも魔法で困った人々を助けていく。
絵と花を愛する魔法少女の活躍は、見る人の心を優しくする作品です。
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