三つ目がとおる、我が家で「手塚先生って性格悪いんじゃ?」説が発生した問題作
こんにちは。
Detch UP!!です、こんにちは。
今日は「三つ目がとおる」の魅力を、ご紹介します。
性格最悪なアンチヒーローが、現存する世界の謎の数々に挑戦する物語
主人公の写楽くんは、現存する人類の上位種の末裔です。
頭脳明晰で、そして選民思想の持ち主です。
こんなアンチヒーローが、世界をまたにかけたグローバルな冒険を繰り広げていきます。
手塚治虫先生のヒーローの中では、異色な設定です。
ヒロインの「元祖僕っ娘」和登さんとの掛け合いが、大好きでした。
いつぞや東京MXテレビで再放送があったので、喜んで見てみると「現在では差別的表現と受け取られる描写がありますが、原作のテイストを生かすためそのままで云々」とお詫びテロップが…。
「当時幼稚園にも上がってない妹と、毎週欠かさず見てたよ。どうしてくれるんだい?!」
と恐る恐る妹に確認したところ、
「ジャングル大帝見て、ご飯も食べて『満足じゃー』というタイミングに、いつも写楽くんが三つ目から絆創膏が外れて、凶悪な本体に人格交代してて、びびってた!!」
とのこと…。
かつて二つ目人(普通の人々)を、圧倒的な科学力と異能の力で支配していた三つ目人。
その最後の一人が、写楽くんです。
世界征服を目論み、オーパーツを復活させたり、他の侵略者を倒していったりするという、なかなか濃い設定とストーリーの作品です。
こういった作品を、少年少女向けとして出していけるのが、そこは漫画の神様、圧倒的なストーリーテリング力というほかないと思います。
しかしいまだにうちの妹は、
「写楽くんみたいな性格のキャラを描けるんだから、手塚先生って実は性格悪いんじゃない!」
といって聞きません…。
【呪文】
「アブドゥル・ダムラル・オムニス、ノムニス・ベルエス・ホリマク‼
我とともに来たり‼
我とともに滅ぶべし‼」
【効能】
・「赤いコンドル」を召喚する。
【用法】
・赤いコンドルを用いて、色々な物をブッ消す。
【注意点】
・赤いコンドルの主な用途は、対象を「ブッ消す」事である。
溶かすのではなく、ブッ消すのであり、後には何も残らない。
その為、溶接などには使う事が出来ない。
「ヒュルルンルン×3、奇想天外~」
「後年「DANZEN!ふたりはプリキュア」という曲が 出た時、この「?のブーメラン」に曲が非常に良く似ている事が話題になりました。
実際にはこの2曲、作詞も作曲も同じ方だったというだけでした。
それにしても、Aパートのメロディはそっくりです。
「プリキュア」のカラオケで「?のブーメラン」を歌ったり、逆をやったりも出来るほどです。
「DANZEN!プリキュア」は、昨日アップしてますので、是非聴き比べてみてください。