ゲームセンターあらし、宇宙人や天使まで、あらゆる敵を相手にゲームで戦う!!
こんにちは。
Detch UP!!です、こんにちは。
今日は、「ゲームセンターあらし(1982)」の魅力を、お伝えします。
まずは、OP「ゲームセンターあらし」を1コーラス演奏してみた。
記事を読み終わる頃に、だいたい演奏も終わります。BGMにどうぞ。
歌いだしは、
「アッ×!!あらし!!×2、ゲームセンターあらし~」
ゲームアニメの先駆け作品の裏で、ひっそりと描かれた真の母の愛情
出っ歯とインベーダーキャップがトレードマークの主人公、石野あらしとそれを支える仲間たち。
番長の一平太と、御曹司で三段リーゼントが特徴のサトルたちと、世界各地のゲーム名人やゲームで世界征服をたくらむシンジケート、果ては動物や怪物、宇宙人に天使まで。
ありとあらゆる敵を相手に、あくまでゲームで戦うとんでもない設定のアニメ。
それが「ゲームセンターあらし」です。
ゲームを題材にした漫画やアニメは数多く存在しますが、未だにこれを超える作品は無いでしょう。
後に、「アーケードゲーマーふぶき」というゲームセンターあらしの流れを汲んだ美少女アニメも作成されるくらい、後世に影響を与えています。
今では伝説となったこの「ゲームセンターあらし」ですが、実は裏に母親の愛情が描かれていることをご存知でしょうか?
主人公のあらしは、ゲームの腕はピカイチで技を出す際の運動能力とバランス感覚は尋常ではないが、成績は悪く、普段は体育もそれ程得意ではありません。
この成績の悪さは母親の最大の悩みであり、常にあらしをゲームから引き離し勉強させようとします。
しかし、実はトレードマークの一つ、インベーダーキャップは母の手縫いであったり、乳歯だったころの出っ歯をお守り袋に入れて大切に保存していたりと、実は影であらしの事を大切に思っています。
作中で一度インベーダーキャップが燃えてなくなるシーンがあります。
その時に病気になっていた母親が、燃え残った灰をかき集め、新しい帽子を作ります。
熱で頭がもうろうとし、何度も倒れかけながらも帽子を作るシーンは涙物です。
まさに、
「母さんが夜なべをしてインベーダーキャップを復活させてくれた」
と言うフレーズが、自然と脳内で再生されます。
そして実は、この母親はあらしに負けないぐらいのゲームの達人でもあります。
しかも両手を使わないでプレイする必殺技「ノーブラボイン打ち」は、この母親にしか出来ない技です。
インベーダーのマスクを被り、敵としてあらしの前に立ちふさがり、ゲームで勝負を挑むその姿はまさに
「自ら息子を千尋の谷に落とす獅子」
を彷彿させられます。
影ながらあらしを愛し支え、親として、敵として厳しく当たりながら息子の成績を心配しつつゲームの上達=夢を追う息子を影ながら応援している。
滅多に見られない、真の母の愛情がひっそりとこの作品に描かれています。
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