機甲創世記モスピーダ、地球は既に侵略されている!?
こんにちは。
Detch UP!!です、こんにちは。
今日は「機甲創世記モスピーダ(1983-1984)」の魅力を、ご紹介します。
地球は既に侵略されている!?
それまでのロボットアニメのほとんどが「侵略者からの攻撃を受け、主人公たちが奮闘・それをいかに退けるか」を描いてきました。
ロボットアニメのエポックメイキングと言われた「機動戦士ガンダム」ですら、主人公たちの乗る戦艦ホワイトベースに降りかかる敵の攻撃からいかに生き延びていくか、というシチュエーションを考えると、その点は実にオールドスクールな作品だったと言えます。
「モスピーダ」が異色なのは、バイクからパワードスーツへ可変するモスピーダや、戦闘機から3段階に変形するレギオスなどのメカデザインだけではありません。
地球は謎の生命体インビットによって既に占領されており、いかにこの状況を打開し地球を奪還していくかが物語の主軸であった点が、斬新な舞台設定でした。
その地球奪回作戦に参戦するも恋人を失い、地球に落下した火星生まれの軍人のスティック。
地球生まれの地球育ちであるレイ。
他にも様々な理由で、ある者は逃げ続け、ある者は裏切り、ある者は再び立ち上がろうとします。
それらキャラクターによるロードムービー形式の作劇は、決して成功しているとは言えない部分もありますが、あまた製作されては記憶の彼方に消えていった作品群と比べて忘れることのできない魅力をいまだ持ち続けています。
OPとEDは共にタケカワユキヒデ先生の作曲で、特にEDの「Blue Rain」は旧態依然としたアニメ主題歌とは一線を画したアダルトな味わいを持つ楽曲となっています。
OP「失われた伝説を求めて」を、演奏してみた。
「蒼いナイフに集めたムーンライト~」
こんな記事も書いています
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
よろしければ、もう1記事ご覧になりませんか?