シリーズタイトルを大切にしないアニメ、新機動戦記ガンダムW
こんにちは。
Detch UP!!です、こんにちは。
今日は、「新機動戦記ガンダムW(1995-1996)」の魅力を、お伝えします。
まずは、OP「JUST COMMUNICATION」を1コーラス演奏してみた。
記事を読み終わる頃に、だいたい演奏も終わります。BGMにどうぞ。
歌いだしは、
「JUST WILD BEAT COMMUNICATION、雨に打たれながら~」
とにかくガンダムを大切にしないヒイロ。
1995年放送の『新機動戦記ガンダムW』は、それまでのガンダムとは違いたくさんの女性ファンを獲得したことで有名です。
本作は、地上波の放送後にOVAや、それを元にした劇場版が作成され、絶大な人気を博しました。
2015年現在も、続編として小説展開が行われているほどです。
主人公のヒイロ・ユイは、ガンダムシリーズの主人公でありながら、とにかく自分のガンダムを大切にしないことが印象的です。
機密保持のために破壊しようとするし、自分が乗ったままでも気にせず自爆します。
せっかく修理してもらっても使わず、そもそもガンダム以外のモビルスーツに乗っても強いのでガンダムに頼っている印象が少ないです。
クールで無口な彼ですが、その行動はクールとはほど遠く無茶苦茶です。
自身は兵士で、ガンダムは兵器。
お互いに人を殺す道具であったからこそ、目的遂行のためにはどちらも斬り捨てることをいとわず生きてきたのでしょう。
作中では徐々に人間らしい優しさを見せていきますが、それも彼の内に本来秘めていたものだと考えると、どのような境遇で生きてきたか想像が膨らみます。
そんな彼の姿が、OVA『Endless Waltz』で語られる自身への問いかけをより印象的にしているのは間違いありません。
本作は、彼が一人の人間として成長し、抑え込んでいた感情を呼び覚ます。
そんな自己形成の物語なのではないでしょうか。
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