昭和を代表するスポ根アニメ、巨人の星が懐かしい!
こんにちは。
Detch UP!!です、こんにちは。
今日は、「巨人の星(1968-1971)」の魅力を、ご紹介します。
星一徹と飛雄馬の親子が、憧れの巨人への入団を目指す物語です。
飛雄馬は幼少期から、「大リーグボール養成ギブス」なるものをつけさせられ、スパルタ教育を受け続けます。
親子は夢を叶えるために、貧乏な家庭ながら精一杯頑張ります。
一徹は、日雇い人夫をしながら飛雄馬をお坊ちゃま学校へ入学させます。
そして、一徹が監督となって、弱小チームだった青雲高校を夏の甲子園の決勝まで導いたお話が、青春篇ともいえます。
印象に残っているセリフと場面があります。
飛雄馬の球は針の穴を通すほどのコントロールで、目にも止まらぬ豪速球の投手なのですが、青雲高校野球部において練習試合をした時に、飛雄馬はメッタ打ちに合いました。
敵側の監督となった父一徹の作戦だったのですが、飛雄馬は「どうせ俺の球は打てやしない」と思い、ど真ん中に投げていきます。
そんな飛雄馬に対して、一徹は「ヘソ打法」と名付けて、タイミングさえ合わせれば真ん中にしかこない球は打てる、との作戦をしかけます。
これがピタリと当たり、飛雄馬は天狗の鼻をへし折られます。
「投手ならバッグを信用しろ」という一徹の教えなのですが、「野球では打たせて取る」という当たり前の事を、息子をドン底にまで追いこんでから気づかせるという内容でした。
部内で一目置かれていた飛雄馬に遠慮して、他の部員は何も言えません。
出来る範囲で頑張ろうと思っていても、うまく伝えられない状況のすえに、飛雄馬は初めてチームワークの大事さを知る事となります。
野球に限らず、何かを成し遂げようとする時は決して一人では出来ないという、昭和のお話しでした。
少々荒い部分はありますが、時代が平成に変わっても、何を訴えているか充分に納得できるストーリーではないかと思います。
「思いこんだら、試練の道を~」
作詞:東京ムービー企画部/作曲:渡辺岳夫/歌:アンサンブル・ポッカ(「新巨人の星」では、佐々木功)
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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