機動戦士ガンダムF91、最後まで安心して見れるガンダム
こんにちは。
Detch UP!!です、こんにちは。
今日は、「機動戦士ガンダムF91(1991)」の魅力を、お伝えします。
まずは、「ETERNAL WIND~ほほえみは光る風の中~」を演奏してみた。
記事を読み終わる頃に、だいたい演奏も終わります。BGMにどうぞ。
歌いだしは、
「まるで悲しみのかけらだわ、街をとざすガラス色の雪~」
普通の高校生の、普通のロボットアニメ。
「機動戦士ガンダムF91」は、1991年公開の劇場版作品です。
主人公のシーブック・アノー(CV:辻谷耕史)は、ガンダムに乗る前は、いわゆる普通の高校生です。
ガンダムシリーズの前後の作品を見ても、主人公パイロットは割となんらかの特技や、特異な生い立ちなどを持っています。
そのことは、91年に劇場版を見た時には特段意識はしませんでした。
なんとなく、前のガンダムシリーズの、アムロ、カミーユ、ジュドーなどより、シーブックは感情移入がしやすくて、物語に入りこめた気がしただけでした。
ただ、その後の現在も続くガンダムシリーズを見渡してみると。シーブックの「普通の高校生」設定は、割と新鮮だと思います。
F91は、物語の結末も好きでした。
鉄仮面との戦いを終えた後に、 宇宙空間にセシリーが投げ出されてしまいます。
ガンダムの以外の作品であれば、
「主人公の愛のパワーで、たぶんなんとかなるだろう」
と思って、むしろ見る気持ちがだれてしまったりもするシチュエーションです。
しかしガンダムは、それまでのシリーズ作品でも、主要な人物があっさりと悲惨な死に方をしてきていました。
セシリーはこのまま死ぬんじゃないかと、本気で心配して見ました。
なので、シーブックがニュータイプ能力でセシリーを助け出した時には、本当に感動してしまいました。
これもあらためて考えてみると、F91は筋立ても登場人物も割合と「普通のアニメ」的な感じなのですが、この登場人物や物語がガンダム作品群の中に入っているからこそ特別なストーリーになっている気がしました。
安心して見れるストーリーと、主人公に感情移入しても不幸な結末にならない「機動戦士ガンダムF91」。
ガンダムシリーズの中で、他には無い輝きを持っている作品です。
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