北斗の拳、荒廃した世界でそれぞれの愛のために戦う男たち
こんにちは。
Detch UP!!です、こんにちは。
今日は、「北斗の拳(1984-1988)」の魅力を、お伝えします。
まずは、後期OP「TOUGH BOY」を演奏してみた。
記事を読み終わる頃に、だいたい演奏も終わります。BGMにどうぞ。
歌いだしは、
「Welcome to this crazy Time このイカレた時代へようこそ~」
作詞:TOM/作曲:TOM/編曲:うじきつよし、TOM/ 歌:TOM CAT
素晴らしさに圧倒されました。
主人公の北斗神拳伝承者、ケンシロウは香港映画「燃えよ!ドラゴン!」で活躍をしたブルース・リーをモチーフとしております。
物語は、北斗神拳に匹敵をする流派、南斗聖拳伝承者、シン、ケンシロウが婚約者のユリアを奪われてしまうところから始まります。
舞台はおそらく日本だとは思いますが、世界大戦で核が落とされて街が崩壊ているので、どこもかしこも瓦礫の山です。
ケンシロウは奪われたユリアを取り返すために、リンやバットといった仲間を見つけて、シンの部下を倒し、シンと決闘を行い、ケンシロウがシンを倒すという内容です。
本来であれば、ここで物語を終了とする予定ではあったようですが、あまりの人気のため、シンは南斗六星拳の一人としての配置になり、残りの南斗六星拳、レイを仲間にしたり、ユダやシュウ、サウザー、などとの戦いになっていきます。
さらには、他の北斗神拳の使い手、北斗の兄弟である、ラオウ、トキ、ジャギなどを登場させて物語をさらに大きく展開していきます。
最終的には、生き残ったラオウとケンシロウが雌雄を決するために戦い、ラオウを倒すという、内容になっております。
当時「北斗の拳」を見たときには、本当にすごいと思いました。
ケンシロウが拳を繰り出すときの「アタ―!」という掛け声は忘れることができません。
格闘シーンに爽快感があるアニメが好きなので、ドラゴンボールなども好きですが、またドラゴンボールとは違った爽快感があります。
今もパチンコや映画、OVAなどにも展開をされていますが、これからもいろいろな新しい「北斗の拳」を生んでもらいたいと思っております。
キャラクターに魅力がある「北斗の拳」
「北斗の拳」TVアニメ版は、原作漫画版での「ラオウ編」までが描かれています。
なので「北斗神拳」については深く描かれていませんが、「北斗の拳」は魅力的なキャラクターが多いので、十分楽しめます。
ケンシロウが奪われた婚約者を取り戻すことが本筋ですが、それまでに出会うキャラが敵・味方どころか名もないキャラまでとにかくおもしろいです。
よくネタにされる「でかいババァ」や、「汚物は消毒だ~!!」のモヒカン(アニメでは台詞が変更されていました)は、ほんの数秒しか出ていないのに強烈なインパクトで人気があります。
(さらに、「魔法のプリンセス・ミンキーモモ」の、主人公モモとしか思えないキャラが、こっそり出ていたりもします。)
今の若い世代でも、こういったネタから「北斗の拳」を知り、見始める人も多そうです。
このアニメは、「荒廃した世界でそれぞれの愛のために戦う男たち」が何よりも魅力だと思います。
初期のシンは、ユリアを奪ったひどい男という印象でした。
しかし、よきライバルであったケンシロウとユリアのために一度は身を引いたり、ラオウからユリアを守るために自分がユリアを殺したと偽ったり、物語が進むにつれて、どこまでもユリアを想ってのことだと知った今ではひどい男だとは思いません。
サウザーも、好き勝手やってるただの悪い奴だと思っていましたが、「慕っていた師匠を殺すことが南斗鳳凰拳を継承する試練」だと知らずに殺してしまい、愛ゆえに苦悩し、歪んでしまったのだと知ってからは嫌うことはできません。
他にも友愛・家族愛など、さまざまな愛の理由で戦う男が多数いる「北斗の拳」。
ぜひ多くの男達に見て欲しいアニメです。
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