ゲンジ通信あげだま、パロディ、オマージュてんこ盛り
こんにちは。
Detch UP!!です、こんにちは。
今日は、「ゲンジ通信あげだま(1991-1992)」の魅力を、お伝えします。
まずは、OP「人生まだまだあげだマン」を1コーラス演奏してみた。
記事を読み終わる頃に、だいたい演奏も終わります。BGMにどうぞ。
歌いだしは、
「ピーマン、にんじん、タマネギ予習に復習~」
歌:本間かおり/作詞:大友裕子/作曲:佐橋俊彦
パロディだって一周回ればオリジナル?いや、元々私のですから?
最近パロディで突き抜けたアニメって少ないですよね、悲しい限りです。
そんな中、私が小学生時分よく見ていたアニメをご紹介します。
その名も「ゲンジ通信あげだま」です。
この作品の魅力を、少しでもわかってもらえれば幸いです。
この作品は、平成3年にテレビ東京系列で放送されたアニメです。
実は、「桃太郎電鉄」などで有名なさくまあきらさんが携わっていました。
あらためてビックリです。
さらにすごいのは、NECも絡んでいたこと。
放送当時は、今のようにPCを一人一台なんて持ってはいない時代。
そんな中、ボール状のパソコン(ワープロ)が登場するのは、画期的でした。
内容としては、いわゆるヒロイックコメディです。
物語の後半に仲間キャラが登場したり、第3の敵勢力の登場によって当初の敵(九鬼一族)と結託したりといった「お約束」も出てきますが、それよりも色々なもののパロディがものすごかった記憶があります。
そのなかでも、特に記憶にあるのが、ワンダーいぶき(仮)です。
主人公のあげだまが、相棒のワープ郎と「変換合体」するのですが、そのワープ郎が戦闘不能になったときに、「ワイヤレスマウス」を手に取ったヒロイン・いぶきが変身します。
ワンダーいぶきとは、そのニューヒロインのことなのですが、その変身過程が問題なのです。
なんと、決め台詞から、変身シークエンスまで「おさげがトレードマークの某ヒロイン」をモロ彷彿とさせるものなのです。
「お仕置き」しないといけません(笑)
実はこれ、一つからくりがありまして、この作品の原作を担当した一人が、その「月のヒロイン」の脚本を手掛けた経験を持っていたのですね。
そしてもう一つ、驚くべきことにこの両ヒロイン、「中の人」が同一だったのです。
この奇跡のコラボレーションが生み出した驚愕のケミストリー、すばらしいです。
ところで、ひとつ気になるのは、上記のように当時デスクトップPCすら希少な時代、ワイヤレスマウスなんてどんだけ普及してんの?ってことです。
パロディ・オマージュてんこ盛りの本作、少しでも興味を持った頂いたのならうれしいです。
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